「放課後等デイサービス」ってご存知ですか?
ざっくり言いますと、療育手帳を持っている子どもが国からの補助を受けながら通える施設、のことです。
次女のこはるも小学校1年生の夏から一か所、週2回で通わせていただいています。
とても合っているみたいで、毎回楽しみにしています。
放課後等デイサービスとは
障害のある児童(小学生~高校生)が学校後や長期休暇中に通うことができる施設。
一般的な学童ではなじめない子どもたちの居場所となるところ。
放課後等デイサービス利用対象者
小学校から高校に通う障害のある児童。
6歳から18歳までが対象。※特例で20歳まで行ける場合もあるらしい。
うちの市では、療育手帳を持っていることが利用条件です。
放課後等デイサービスの利用料
月額利用料は原則1割負担です。
※さらに補助を受けることができる自治体もあり。
おやつなどの雑費は自己負担です。
また、所得に応じて4段階の負担上限金額が設定されていて、利用回数にかかわらず、上限以上のお金はかかりません。
①生活保護受給世帯 0円
②市民税非課税世帯 0円
③一般1 通所4600円 入所9300円
④一般2 上記以外 37200円
2か所以上の放課後等デイサービスに通っても、上記のお金以上は発生しません。
※おやつや学習用品代は別。
ちなみに、我が家の利用しているところは、学校まで迎えに行ってくれて、自宅まで送り届けてくれます。
控え目に言って最高です。
こはるは週2で通っています。
本当はもう一日増やしたいのですが、こはるの体力がないので様子見をしているところです・
放課後等デイサービスの運営者
民間業者が国の補助を受けつつ運営しています。
以前は運営スタッフに特に基準も必要資格もなかったので、粗悪な業者が質の悪いサービスを提供していると問題が起きていました。
現在は数年の実務経験や研修を終了したスタッフを配置する、などの義務ができ、利用者も適切なサービスを受けられるようになっています。
私の住んでいる市では、障害児、医療ケア児を持つお母さん方が放課後等デイサービスの責任者として運営をされていたりします。
「うちのお子にこういうサービスを受けさせたい」という視点で放課後等デーサービスを運営してくださっているので、安心して子供を任せることができます。
放課後等デイサービスの利用方法
自治体へ利用相談の連絡
→施設の一覧表をもらう
→希望する施設に問い合わせ、面談
→自治体へ申込
→受給者証の発行
→利用施設と契約
→利用開始
なかなか長い道のりです。
放課後等デイサービスは利用施設によって支援内容が異なります。
音楽療法を取り入れているところや、運動メインで体操などに取り組んでいるところなど様々です。
かならず見学に行ってから子供に合いそうなところを選びましょう!