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子育て・療育 日常

子どもの虫歯対策~歯みがきのコツと歯磨き粉選び、かかりつけの歯医者さん~

先日、療育で歯科衛生士さんによる歯の勉強会を受けてきました。

去年も受けたのですが、ほぼほぼ内容は同じでした。そらそうですね。

でもいいお話だったのでまとめます。

 

子どもの虫歯の原因と対策

子どもは大人よりも歯が柔らかいので、虫歯になりやすいです。

歯の表面のエナメル質がフヤフヤなんですね。

 

食事やおやつなどで口の中が酸性になったときに歯が溶けやすくなり、虫歯菌が一気に攻めてくるんですって。

 

食後しばらくすると唾液などの働きで、口のなかが中性に保たれ、歯の表面も硬くなるそうです。

 

なので、食事やお菓子の時間をきっちり決めることが大事になってきます。

 

ダラダラ食べは一番ダメだそうです。身につまされます。

 

 

歯磨きのタイミングは?食後すぐに磨いてもよいのか?

「食後の歯磨き」というフレーズがあります。

長女の幼稚園でも給食後は歯磨きの時間です。

 

ここで

 

「歯が一番弱くなっている時に磨いても大丈夫なのか?」

 

という疑問が生じます。

歯科衛生士さんに聞いてみたところ、歯切れの悪い感じでした。歯医者さんによっても意見が割れている問題みたいです。

 

でも磨き忘れるよりはすぐに磨いた方がいいということでした。

 

なるほどの理由ですね!

食べ終わったら忘れないうちに歯磨きをする習慣をつけましょう!

ゴッシゴッシ強く磨くのではなく、シャカシャカ小刻みに優しく磨くのがコツです。

過敏な前歯はあと、奥歯から磨くべし

発達障害の子は特に触れられることに対して過敏な子が多いです。歯磨きを嫌がる理由が感覚過敏に起因する場合もあります。

 

前歯は神経が集中していて、敏感な部位なんだそうです。前歯ぶつけるとめっちゃ痛いですもんね。

 

ですので、歯磨きは比較的刺激の少ない奥歯から磨くのが正解だそうです。

 

ちなみに、仕上げ磨きは小学校中学年~高学年ぐらいまでは週2ぐらいでいいのでやってあげてほしいとのことでした。

小学校高学年の子の歯を磨いてあげるとか考えたこともなかったです。でも子どもの仕事って雑ですものね。必要なんですね(-_-;)

かかりつけの歯医者さんを持つ3つの意味

歯が生え始めたら、行きつけの歯医者さんを持つといいそうです。

3つ利点をまとめます。

①歯の治療になれるため

初めての歯医者体験が「削る」などの治療体験だと恐怖しかありません。もうギャン泣きです。

 

歯医者=怖いとこ

 

の図式が頭に入ってしまいます。

 

少しでも慣らしておくために、虫歯でなくても定期的に歯医者に行くようにしましょう。

フッ素添付だけでなく、治療用のイスに座るだけ、口に器具を入れるだけなどの練習などをしてくれます。

歯磨きの指導も行ってくれます。

 

②定期健診で虫歯の早期発見

定期的に通うことで、虫歯を早くに発見できます

「ここが虫歯になりそうなので、念入りに磨いてください」と
予防措置を教えてもらえます。

 

③歯の生え変わりの前から継続的に診てもらっている安心感

「最近の子はあごが小さい」と私が子どもの時から言われていますが、
歯並びが悪い子は今でも結構います。

長女と同じクラスの子も、子どもの歯が抜ける前に大人の歯が変なところから
生えてきてしまい、現在治療中だそうです。

小さいうちから定期的に通うことで、「○○才ごろから歯科矯正をした方がいいかも」
などのアドバイスを受ける
ことができます。

同じ先生にずっと見てもらっていた方が経過も把握してもらいやすいですしね。

 

歯医者さん選びのポイント

歯医者さんは通いやすくて信頼できる歯医者さんならどこでもいいと思います。

あえて言うなら、

「小児歯科」「小児矯正歯科」

と看板が出ている歯医者さんですと、子どもの歯について専門的に学んでらっしゃるので、ちょっと信頼度がアップしますよね。

 

あと、個人的な見解ですが「小児歯科」の看板がある歯医者さんはキッズスペースが充実しています。

 

歯磨き、仕上げ磨きのコツ

子どもに歯を磨かせると、前歯部分はまぁまぁ磨けます。

親が磨くべきは「歯と歯の間」と「歯の付け根」部分です。

 

大人の奥歯が生えてきているお子さんには「一番奥の歯」もしっかり磨いてあげましょう。

一番虫歯になりやすい歯だそうです。

歯と歯の間や歯の付け根部分に歯ブラシを当てて、小刻みに磨きます。

猛烈に嫌がらない子なら、フロス(糸ようじなど)で磨き残しの汚れも取るようにしてあげましょう

 

 

歯磨き粉の選び方

歯磨き粉は「フッ素」の入っているものを選ぶようすすめられました。

フッ素には歯を固くしてくれる作用があります。

 

フッ素入りの歯磨き粉にはジェルタイプ泡立つタイプのもの、シートでふき取るタイプのものがあります。泡立つタイプの歯磨き粉はうがいができる子に使ってあげてください。

 

我が家ではこはるが歯磨き粉の味にこだわりがあるので、市販の特定のメーカーのフッ素入りのジェルタイプの物を使っています。

 

子どもに歯磨き粉への特段のこだわりがなければ、歯医者さんに売っているフッ素濃度の高い歯磨き粉がおススメだそうです。

2歳ぐらいまでですと、あまり濃度が高すぎるのも良くないみたいなので、歯医者さんと相談して使ってみてください。

 

ネットや雑誌で紹介されていた歯磨き粉やタブレット

育児雑誌やネットのニュースなどでよく見かける歯磨き粉やタブレットをご紹介します。

おしゃれママさん御用達の口腔ケア商品です。

ブリアン(乳幼児~)

特徴

たまひよとかでよく紹介されている粉の歯磨き粉。

ブリス菌というニュージーランドで発見された虫歯予防に有効な善玉菌が入っている。

粉末タイプの歯磨き粉で、お皿などにとってから歯ブラシにつけて使う。

このひと手間を喜ぶのが子どもですね。

 

【メリット】

・ブリス菌※配合

※虫歯になりにくい子の口から発見された善玉菌

・うがい不要
・100%食品成分で、子どもに人気のイチゴ味

【デメリット】

・フッ素がはいっていない(ブリス菌がいるであえて入れていない)
・高い(初回2980円、2回目4200円)

 

うがいが出来ないお子さんにいいですね。
むしろブリス菌を口内にとどめるため、うがいをしちゃダメです。

赤ちゃんには指にガーゼをまいて、ブリアンをつけて歯を拭いてあげるそうです。
「購入者の声」では小学校高学年のお子さんも使っていました。幅広い年齢層が使っていますね。

 

 

むしばいばい (2歳~)

特徴

歯磨き後のご褒美としてあげられるイチゴ味のタブレット。

乳酸菌BLISM18(ブリス菌)配合で、虫歯予防の効果が期待できる。

最近『たまひよ』でとりあげられた。

【メリット】

・歯磨き後のご褒美としてあげられるので、歯磨きがスムーズにできるようになるかもしれない。

・ブリス菌配合、キシリトール配合、シュガーレスなので安心して歯磨き後にあげられる。

・定期購入すると子供用の電動歯ブラシ(初回のみ)と替えブラシ(毎回)がプレゼントでもらえる。

 

【デメリット】

・定期購入で初回1980円、2回目からは3600円となかなかのお値段

・イチゴ味しかない

 

類似商品でしまじろうのタブレットが薬局で売っていますが、むしばいばいはブリス菌配合というところが売りですね。※ブリアンにも入ってる乳酸菌です。

 

ブリス菌が気になっているが粉タイプの歯磨き粉はぶっちゃけ面倒、というあなたにピッタリな商品ですね。

むしばいばいをご褒美にフッ素入りの歯磨き粉を使って歯磨きをして、ブリス菌入りのタブレットを舐めさせたら、ほんとうに虫歯バイバイになりそうですね。

 

歯磨き粉の選び方まとめ

歯医者さんではフッ素をすすめていますが、メーカーはフッ素などの添加物なしの商品に力を入れているみたいですね。アレルギー対策ですかね??

まぁ、フッ素の有無よりもしっかり歯を磨く習慣をつけることが大事です。

あなたのお子さんにあった歯磨き粉を見つけましょう!

 

まとめ

・歯磨きの習慣をつける事が大事
・行きつけの歯医者さんで定期検診を受ける
・歯磨き粉は子どもにあったものを選ぶ
・奥歯から磨く
・歯と歯の間、歯の付け根を意識して磨く

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