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子育て・療育 療育

【育児4コマ】発達障害の子どものパニックと対処法

こんにちは、はなこです。

発達障害を持つ子は、「先を見通す(予測する)」ことが苦手な子が多いです。

「応用がきかない」というとイメージしやすいかと思います。

 


はじめての場所にいったり、いつもと違うことが起こったりしたら、どうしていいか分からず不安で泣き叫んだり、走り回ったりします。

この状態を『パニック』と表現します。

自閉症スペクトラムの子が特になりやすいみたいです。

 

パニックとは?

何が起こるのか予測ができなくて不安で怖くて泣いたり、一定の行動をとったりする状態。

 

パニックの事例

・初めての場所に行った時に泣き叫ぶ

・知らない人に話し掛けられ泣きわめく

・広い屋内(あまり行ったことがない場所)で、壁際をぐるぐる走り続ける(だいたい5周以上)

 

※ややこしい事例

・オモチャの取り合いで泣いている←まだパニックではない

・おもちゃの取り合いで泣きはじめたが、異常に長く泣いている←パニック

 

泣く時間が長すぎて本人もなぜ泣いているのか忘れている状態になったら、パニックだと判断していいみたいです。

 

パニックへの対処法

本当はパニックにならないようにするのが一番なんですが(事前に写真や絵でいく場所、やることなどを伝えておくなど)、なかなか全てを未然に防ぐことは難しいです。

パニックになった子どもへの対処法を紹介します。

 

①泣きわめく中にある波を見極める

泣きわめいているときに何かを伝えるのは無理なので、落ち着くのを待ちましょう。

どんなに元気な子でも体力は有限なので、泣き続けているなかにも必ずテンションが下がる一瞬があります。

一呼吸いれる瞬間、テンションが下がる波を見極めて、声をかけましょう。

難しいですが、意識しているとなんとなくつかめてきますよ!

私は3割程度しかつかめていないですが…(;´д`)

 

②声のかけ方

簡潔に淡々と伝えるのが基本です。

「落ち着いたね」

「もう大丈夫」

などのできるだけ短い言葉で、腹も立っているでしょうが感情的にならずに声をかけましょう。

 

③パニックへのダメな対処

・怒鳴る、叩く

→何も伝わらない

 

・一緒にパニックになる

→子どもがもっと混乱する

 

・クドクド言う

→短く、要点を感情的にならないように伝える。言い回しを変えないようにする。

 

【例】ものを投げたことを注意したら、子供が泣きわめきパニック状態になった場合

「ものを投げたらダメ」

「ものをポイしたら危ない」

「ものをポイポイしないで」

言うならこのうちのどれか一個

 

まとめ

・できるだけパニックにならないように事前にスケジュールを教えといてあげる

(病院に行くなら、お医者さんのイラストなどを使って説明をする)

・一通り泣き疲れるまで見守る

・短い言葉で伝える

 

子どもの泣き声はお母さんに気付いてもらいやすいよう、特に不愉快に聞こえるようになっているそうです。

私はずっと「我が子の声がなぜこんなにイライラするんやろう(;´д`)」と思っていたのですが、そーゆーもんなんですね。

パニック状態の子どもの泣き声たるや、もう大変ですよね。3才を越えてくると体も大きくなるので声が大きいんですよ(*_*)

イライラしてしまいますが、子どもが実は不安で不安で怖くて泣いていると思うと、ちょっとどうにかしてあげないと、という気持ちになります。

大変ですが、少しの工夫でお互いにすごく暮らしやすくなります。頑張りましょう!

■四コマ 大泣き中の見極め

 

 

まぁ、なにごとも慣れですよね。頑張ります・・(-_-;)

読んでいただき、有難うございました。

 

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