先日こはるの発達検査を受けてきました。
療育で受けるのは約1年ぶりです。
確実に去年より色々なことができていました。
親として嬉しい限りでした。
でも結果は昨年より低くてDQ58でした。泣きそう。。。
発達検査とは
子供の発達指数(DQ)を調べる検査です。
発達指数は生活全般に関わる能力(言語、コミュニケーション、思考、指先の器用さなど)の指数。
※知的能力を表す知能指数(IQ)とは違います。
DQ70未満だと療育手帳の対象。(標準的な発達だと100になります)
ちなみに大人になるとIQが障碍者手帳をもらう基準になります。
発達検査を受けた場合は「紙ベースで結果の詳細をください」と言ってください。(言わないとくれない場合があります。)
発達検査の内容
幼児は行える発達検査の種類が少ないので、昨年受けたのとほぼ同じ内容でした。
ちなみに新版K式発達検査という検査です。
積み木を積む
カードの絵が何の絵か答える
指定されたカードを選ぶ
ビンのなかのおもちゃを取り出す
3つのコップのどこに玉がはいっているか当てる
などなど
まぁまぁ数をこなさなければいけないので、
途中で飽きて脱走を試みようとしていました。
よくある光景ですね。
発達検査に予行練習は不要
あるがままの姿で受けないと正しい数字が出ないので
自宅で練習とかしちゃダメですよ!
発達検査は受け過ぎても子供が内容を覚えてしまうので、
年に2回ぐらいにしておきましょう。
明らかに去年より成長したこはる
昨年と同じ先生が受け持ってくださったのですが、
「沢山おしゃべりできるようになったわね」と驚いてはりました。
フフフ。
こはるは最近成長いちじるしいんですよ(*´艸`)
もっとほめてあげてください。
しかし発達検査に飽きて最終的に怒り出したため、
検査結果の詳細は後日ということになりました。
聞きたかった(;´д`)
また面談が終わったら追記しますね。
発達検査で気を付けておくべき点
「成長するにつれて結果が悪くなりやすい」
ということを頭の片隅においておきましょう。
発達指数の基準は
同じ年頃の健常児の子たちと比較しての点数になります。
普通の子の伸びがスゴいので、
成長がゆっくりな発達障害の子たちの点数はなかなか伸びないです。
「こんなに色々できるようになった!」とめっちゃ喜んでいたのに
前回より点数下がっていた、とかよくあるそうです。
点数ばかりにとらわれないようにしましょう。
大事なのは相当年齢
各検査項目について
「だいたい何歳程度の能力か」という数字がでてきます。
この数字を発達年齢と言います。
これが前回より伸びているかを気にしましょう。
「1歳半の壁」というものがあるので、
各項目が1歳半以上になるように頑張りましょう。
一番低い項目の相当年齢にあわせて子供と接すると、
全体の数値が伸びやすいそうです。
余談ですがうちの夫の探し物の能力は5歳児相当です。
さすがに5歳児としては扱えないです。
まとめ
正直、結果が悪かったときのショックを考えると
発達検査を受けるのは少し怖いです。
でもこはるの現状を知り、適切に接していくためには
とても大切なことだと思っています。
正確な情報と適切な接し方、環境作りが
こはるの成長に繋がると信じて頑張るのみですね。
目標は療育手帳の返納!
頑張るぞ!
4コマ 発達検査時の態度
わかる質問とわからない質問との態度の差がはっきりしていて
可愛かったです。
【10/2追記】こはるの発達検査結果 詳細
先生との話し合い終わりました。
思っていたよりも結果が数字としては伸びていなくて、ちょっとショックでした。
数字にとらわれ過ぎていたらダメなんですけどね(~_~;)
でもやっぱり一喜一憂しちゃいますよね。
領域別の発達年齢、発達指数
・発達指数DQ 58
・全領域 2歳2ヵ月※
①姿勢・運動 2歳4ヵ月
②認知・適応 1歳11ヵ月
③言語・社会 2歳4ヵ月
※全領域…①~③の項目の発達年齢の平均。おおよそ何歳ぐらいの能力があるのかを指す。
約一年前に受けた検査結果は全領域が1歳5ヵ月、発達指数59でした。
1年で約9ヵ月分成長しているんですね。
発達指数※は1下がってしまいましたが、まぁこれは誤差の範囲と思っておきます。
※発達指数 DQは70未満が知的障害とされ、子どもなら療育手帳の取得対象になります。
こはるは得意なことと苦手なことのバラつきが大きいので、一概に2歳の子として扱うのも難しいのですが、2歳児ぐらいの子やと思って接するのが私にもこはるにもいいみたいです。
所見や支援方法を紙ベースでもらう意味
発達検査後にお願いすれば、検査結果や今後の有効な支援方法(日常生活で実践するとよい運動や遊び)について詳しく書いたものを紙ベースでもらえます。
私は定期的に行っている小児科に提出する分(担当の先生と現状を共有するため)と、家庭で保管する分の二部をもらいました。
夫や両親に見せる資料として重宝しています。口頭説明するより読んでもらった方が楽です。
男性は発達指数など明確な数字や先生が書いたちゃんとした文章を見せると、嫁が1時間かけて言葉で伝えるより心に響きます。
療育に通う嫁の努力をあんまり理解していない旦那さんが結構いるみたいです。(もちろん協力的な方もたくさんいます)
奥さんが育児をメインでする場合、我が子と同じ年頃の子どもたちと接する機会が旦那さんは極端に少ないので、自分の子どもの発達の遅れを感じる場面が少ないんですよね。
実感がないから「まぁ大丈夫やろ」という態度になってしまう
→奥さんが旦那さんとの協力を諦めて1人で療育に励む
→奥さんの療育や子どもの接し方に関する知識がどんどん深まる
→ある程度子どもが大きくなったときに療育の知識がない旦那さん、家族内でボッチになる
という悲しい家庭が結構あるみたいなんですよね。
子育ての問題は夫婦の問題です。
逆ギレしてきて奥さんのストレスにしかならないような態度なら早々に「お金を稼いできてくれる人」と割り切るべきですが、そうでないなら旦那さんが療育との関わりを持つ機会を意識して作ってあげましょう。
お父さんの接し方が変われば、子どもの伸びも変わってきますよ!