こはるは体幹が弱く、歩く姿勢が悪いです。
アゴがでています。
手先も不器用で、シールをはる、スプーンですくう、タオルをフックにかける、などという作業が苦手です。(斜視も関係しているみたいで、メガネをかけるとちょっと上手になります)
療育の先生から改善策として「手押し車」の運動をすすめられました。
手押し車とは?
何か運動系の部活をやっていた人なら一度はやったことがあると思います。
腕立て伏せの姿勢から、両足を持ちあげてもらい、前に進んでいくしんどいやつです。
手押し車の目的と効果は?
①こはるの指先、腕をのばしきる事
②体幹と手首を鍛えること
①こはるの指先、腕をのばしきる
こはるは手をつくとき、指先が伸びずにニャーみたいな手になってしまっています。
腕もまっすぐピンっと伸ばしきることができません。
赤ちゃんは軽くこぶしを握った状態、ひじを曲げた状態でいることが普通です。
成長にともなう体や筋肉の発達とともに指も腕もピンっと伸ばすことができるようになります。
これができないと、指先に力をいれることや手をついて踏ん張ることなどができません。今後の運動神経や、脳の発達にかかわってくるんですね。
指先の動きは特に脳の発達につながるので、早く解決してあげたいところです。
②体幹と手首を鍛えること
両腕だけでバランスをとって前へ進むことで、体幹が鍛えられます。
体幹を鍛えることで、正しい姿勢を維持することが出来たり、長時間イスに座っていられるようになったりします。
手をついて踏ん張ることで、手首も鍛えられます。
手首を鍛えることで、指先の操作の正確性があがります。
手首は、お風呂で湯船から桶でお湯をくむ、重たいものを運ぶ、壁のホワイトボードに絵を描く、などの動作でも鍛えることができます。
遊びのひとつとして行う
トレーニングとして行うとやらされてる感が出てしまいよくないので、遊びとして行っています。
短い距離でゴールを決め、応援しながら進ませます。
ゴールできたらオーバーリアクションでほめてハイタッチとハグです。
だいたい長女のこゆきにやらせたら、こはるは「わたしも!わたしも!」となるので、扱いやすいです。
こゆきも体幹が弱く、幼稚園でも帰りの会での読み聞かせをちゃんと最後までお山座りで聞くことができません。
ちゃれんじをやらせても、2分もたずに集中が切れるのも体幹が弱いからだと思っています。
小学校に上がる前に集中力を高めておきたいところです。
…こゆきの運動量をふやそうかな…。
こたろうもやりたがるので、ほぼ宙吊り状態で運んでいます。
本人は満足そうです。
子どもとのコミュニケーションにもなるので、運動不足、コミュニケーション不足を感じている方は取り入れてください。