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子育て・療育 療育

【育児4コマ】発達障害の子の偏食について~無理に直さずこだわりを薄める方向で!~

「子どもがご飯を食べてくれない」、「好きなものしか食べない」などなど、悩んでいるお母さんたちも多いですよね。

発達障害をもつ子も好き嫌いが激しい子が多いです。

 

定型発達の子の「食べない」のレベルでなく本当に食べないです(-_-;)

「食べたくないものを食べるぐらいならもう食べない!」と一日絶食とかも平気でする子もいますし、たいていの子は無理やり食べさせたら発狂します。

 

こはるも偏食です(@_@)

めっちゃ応援したら一口だけなら苦手なものも食べてくれる日もあるので、まぁ、軽いほうです。

お菓子はよく食べるんですがねェ…

 

■発達障害の子の偏食

発達障害の子の偏食は、単純に好き嫌いというよりこだわりの強さや味覚や触角(舌触りとか食感)の過敏さも影響しているので根深いです。

本当に特定のものしか食べない子もいます。

他のものを食べさせようと「特定のもの」を用意しなかったら1日絶食とか余裕でする子もいるので、親が根負けするパターンがほとんどです。

この「特定の」、というのは

メーカー指定、商品指定、盛り付け指定、食べさせてくれる人指定、

など色々あります。

パンでいいますと、

Pascoの超熟の6枚切り食パンで、袋に入った状態からお母さんがちぎって口に入れてくれたもの

ってことです。

↑ひどい子はこんな感じなんですって。
お母さん大変((+_+))!

こはるも偏食はありますけど、数品目を自分で食べてくれるので、本当に楽な方なんやなぁと思う今日この頃です。

ちなみにこはるの好物は緑茶のお茶漬けカップラーメンです。炭水化物!!

 

■こだわりの強い子の偏食の対応の仕方

療育の先生が「偏食は気にしすぎない」※と言ってくれはったので、気が楽になりました。

特定の物でも食べていたら、カロリーは足りてるから死なないので大丈夫!とおおらかな考え方を示してくれはったんですね。

まぁ、本当の偏食の子の話をリアルで聞いて、「こはるごときは悩むほどのレベルではない」と思ったふしもあります。

※「個人の考えですが」と前置きがあったので、そうじゃない考えの人ももちろんいると思います。

 

【対応①】お互いに食事がストレスになるので偏食は気にし過ぎない

特定のものでも食べているなら、成長できる程度にカロリーは摂取しているので気にし過ぎないのが吉だそうです。

食事のたびに子どももお母さんもイライラしていたら大変ですものね^^;

もちろん栄養は足りていないので、野菜ジュースとお菓子とかでもいいので色々食べれるものを探す努力はいります。

余談ですが、野菜ジュースを飲ませた後のう○ち、めっちゃクサいですよね。
なんでなんでしょうね(+_+)

 

【対応②】でも一応食事の準備はする

なにかの拍子に食べるかもしれないので、少量でいいので食事は用意してあげてください。

同じ食材でも切り方や盛り付け、器を工夫すると食べてくれたりします。

ツイッターで「子どものへの食事はお供えものだと思って作っている」という趣旨の書込みがあり、なるほどなぁ、と思ったことがあります。(どこの家庭も食べてくれなくて苦労しているのですね^^;)

 

 

■偏食は気にしないが、他のこだわりは薄める努力を

パンの例で説明します。

Pascoの超熟の6枚切り食パンで、袋に入った状態からお母さんがちぎって口に入れてくれたもの

↑この例で一番先に薄めるべきこだわりは、「お母さんがちぎって」の部分です。

 

【対策①】まずは食べさせてもらう人の幅を広げる

素人判断ですが、上記の例は「他者巻き込みこだわり」に該当するこだわりだと思います。

巻き込まれた人がめっちゃ大変なやつです。

巻き込まれる人の数を増やして、最終的に信頼できる人なら誰がちぎってくれてもいい、みたいな感じにもっていきましょう

幼稚園、保育園にいくと給食の時間があるので、それまでになんとかしていきたいところです。

場所や時間で区切るとやりやすいですが、自宅で時間で区切ってしまうとそれはそれで大変な気もします。

 

・場所で区切る

「療育に行ったときは、療育の先生に食べさせてもらう」という感じです。

「ここではお母さんは食べさせてくれないんや!」と思わせれば勝ちですね。

 

・時間で区切る

朝ごはんはお母さん、夕食はお母さん以外に食べさせてもらうとかです。

例えばお父さんに食べさせてもらうとかですね。

「夜はお父さん」という刷り込みですね。

でも「夜は絶対お父さん!」となったら大変なので、おばあちゃんとかお母さんの日もランダムに入れて、「家族なら誰でもいい」状態にしていったら成功ですね。

たぶん、夜食べさすのに成功すれば朝でも昼でも大丈夫になっていきます。

 

【対策②】「袋に入った状態から」の脱出

いつまでも袋詰めのパンってのもちょっと…って感じですよね。

いったんお皿やお弁当箱に置いてからちぎって口入れてあげる、ということにチャレンジします。

お母さんが食事をあげるときにやると、上手くいきやすいですね。

私なら、袋からちぎったのをお皿にワンバウンドさせて口に入れる!とかからスタートしますかね。めっちゃめんどいですね(^v^)!

 

【対策③】口に入れてもらうから、自分で食べるへ!

いつまでも誰かに食べさせてもらうっていうのも困りものですよね。

自分で食べてもらう練習をしましょう。

パンを自分で持たせて、その手を上からお母さんが握って口まで運ぶ、ということからの
スタートです。

 

①②③は、ぶっちゃけどれが先でもいいです。やりやすそうなことからこだわりの緩和にチャレンジしましょう!

 

■【重要】2つ同時に直そうとしない

パンの種類をかえてみたり、器に盛りつつお父さんがたべさせてみたり、と同時にこだわりをなおしたくなります。

でも、ぐっとこらえてひとつのこだわりの緩和に集中して取り組むことが重要です。

二兎を追うと絶対に上手くいきません。

子どもがパニックになってすすまないか、改善までが長期化してだれてしまいます。

ひとつひとつ堅実に行きましょう!

 

4コマ 食いしん坊こはる

我が家のテレビ画面は基本的にギトギトです。

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